名付け親のロゴタイプ

ネーミングを開発する
手順とコツ
7 簡易商標調査

商品名やサービス名の場合

登録したネーミング(商標)は商標法で10年間「排他独占的な権利」が保証されています。
絞り込んだネーミング案 10~30程度を商標登録できるかの確認が必要です。この調査はかなり専門的な知識が必要ですので 商標を得意とする弁理士に相談してください。
弁理士に相談する前に粗チェックする場合は特許情報プラットホーム(J-PlatPat)を利用します。
特許情報プラットホーム(J-PlatPat) (無料)

登録する「商品」や「役務(サービス)」が同じ場合、 ズバリの商標だけではなく、一文字違いも類似商標になり商標登録および使用することはできません。
特許情報プラットホーム(J-PlatPat)の「商標検索」の機能のうち、「称呼(類似検索)」の検索項目を使うと、 称呼が類似する可能性がある商標を広く検索できます。
検索した商標が類似かどうかを調べるには専門的な知識が必要ですが、 TN法というアプリを利用するとある程度は判断することができます。
商標とネーミングの類似を調べるアプリのダウンロード


店名の場合

気に入ったネーミングがあれば、そのままお店のネーミングとして使用することができます。
ただ、全国展開する場合やインターネットで広告する場合は商標登録が必要になります。
さらに非常に有名な商標を店名として使用することは「不正競争防止法」で禁止されています。 例えばお店の名前に「カルダン」「シャネル」「SONY」など有名ブランドは使用することはできません。


商号(法人名)の場合

会社の所在地を管轄する法務局で同一業種で類似商号がないかをチェックする必要があります。 類似商号がなければ登記することができます。詳しくは専門家にご相談ください。
ただ、全国展開する場合やインターネットで広告する場合は商標登録が必要になります。
さらに非常に有名な商標を商号として使用することは「不正競争防止法」で禁止されています。

ドメイン名の登録

インターネットを利用してビジネスをする場合はブランド名、商号、店名をドメインとして登録した方がベターです。 ドメイン名を検索できるサイトで登録できるか調べます。
ドメイン名の検索・登録は
お名前.com を利用します。検索は無料、登録は有料(無償の場合もあります)。1年後の更新は有料です。

ドメイン登録は早いもの勝です。また登録は商標登録より簡単で安価です。使用しなくても登録し必要とする企業に売買する業者も存在します。 ドメイン名が決まればビジネスを開始する前に登録した方が無難です。