食事の最初に野菜を5分かけて食べます!
次に肉、魚などのタンパク質などのおかずを5分かけて食べます!
最後に、少し残しておいたおかずと一緒にご飯や麺類などの炭水化物を食べます!
食べる順序と食べる時間に注意するだけです。
普段の食事の内容を変えなくても、食事の順番と食べる時間を5分✖3(野菜・おかず・ご飯)にするだけで、
体に嬉しい効果が期待できるのです!
食物繊維の多いキャベツやレタスなど葉物野菜や、わかめなど海藻類に含まれる
水溶性食物繊維は粘りがあり、胃腸内をゆっくりと移動するため糖の吸収の速度を遅らせ、
血糖値の上昇を穏やかにする働きがあります。
「5分✖3」食事法は、
「野菜ファース」を最初に提案された「梶山静夫」「今井佐恵子」両先生がさらに研究し改良された食事方法です。
「野菜ファース」は簡単な方法で高い効果が確認されたため、ためしてガッテンなど様々なメディアで紹介されたので
ご存じの方も多いと思います。
ただ、効果がなかったという一部の声に両先生が「なぜ効果がないのか」と真摯に研究を重ねられ、
さらに効果のある方法を提案されたのが「5分✖3」の食事法です。
食べる順番とともに大切なことは食べるにかける「時間」だったのです。
ポイントは「食物繊維の豊富な食材を先に時間をかけて食べ、
血糖値の上昇を緩やかにすることです」
「たった5分!食べ方を変えるだけ病気にならない!好きなものを食べ続ける!をかなえる本」著者 梶山静夫 今井佐恵子
からもう1提案をご紹介します。
食事の30分前に無塩トマトジュースを(コップ1杯分)摂取すると食後の血糖値の上昇が緩やかになります。
この方法は食事に時間をかけられないヒトに嬉しいダイエット方法です。
トマトジュースだったら就業中でも上司から白い目でみられることもありませんよね!
野菜ファーストの考案者、梶山靜夫先生と今井佐恵子先生が、さらに効果的な食事方を紹介した著書が
(株)主婦と生活社から発売されています。
ためになる情報が満載です。気になったところを抜粋ししまた。
・「5分✕3」の食事法
・シミ、シワ、たるみ、老化にも血糖値が
・高血糖によって太りやすい体質になる。
・10分で食べるか、20分で食べるか。血糖値は50%も変わる
・何時に食べるかで血糖値の変動幅は変わってくる
・おやつは3時に、食後のデザートは血糖値をあげる。
・夕食後のお菓子は最悪。
・食事30分前のたった1杯のトマトジュースにも効果あり
・手抜きでOK
・野菜がどんどん進むならドレッシングОK
・ラーメン&炒飯セット血糖値に悪影響
・アルコール。最初の一杯は野菜料理を食べたあとで
・意外な落とし穴、果物にあり。
・おかしを食べるならカカオ70%以上のダークチョコ
・注意すべきは菓子パン。
・野菜ばかりではダメ。
・梶山流腹式呼吸付きスロースクワット
コーヒー豆には抗酸化作用や抗炎症作用に有効なクロロゲン酸が豊富に含まれています。
コーヒーに含まれているクロロゲン酸はポリフェノールの一種で渋味や苦味といった雑味の原因物質とされていました。
しかし、ドイツの製薬会社によってクロロゲン酸が持つ様々な効能が明らかになりました。
クロロゲン酸は、老化の原因になる活性酸素から細胞を守る抗酸化作用が強いことが証明されています。
またクロロゲン酸は、小腸で糖の吸収を抑制し、インスリンの分泌を促進することで、 食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。
さらにクロロゲン酸は脂肪の蓄積を抑える働きもあり、糖尿病の予防、ダイエットのサポート成分として活用されています。
毎日、ブラックで2~3杯飲むことで、食後の血糖値の上昇を抑え肥満を防ぐことができます。
ポイントは「コーヒーを飲むタイミングで、必ず食前です。
さらに朝食前の一杯が一日中の血糖値の抑制に効果があります」
食事制限でストレスを溜めては行けません。ストレスは
食欲の増加
睡眠の質の低下
筋肉の分解
免疫力の低下
ホルモンバランスの乱れ
これらの悪影響により、ダイエットを継続することが難しくなり、ドカ食いやリバウンドにつながる可能性があります。
ストレスは食欲を増加させます。これは、ストレスによって体内にコルチゾールというホルモンが分泌されるためです。
コルチゾールは食欲を促進する作用があるため、ストレスを感じるとついつい食べ過ぎてしまうことがあります。
さらに、ストレスは睡眠の質を低下させます。睡眠不足は、体重増加につながる可能性があります。
これは、睡眠不足によって代謝が低下するためです。
ストレスはダイエットの大敵です。ダイエットを成功させるためには、ストレスを溜めないようにしましょう。
もし、あなたがダイエットで我慢していてストレスを感じるのであれば、たまには羽目を外してください。
仕事の付き合いの会食や、家族で皆での外食、友人との食事もあります。
たまには羽目を外して好物を食べる日もあるでしょう。
少しのアルコールを飲むこともあるかもしれません。
たまには我慢しないで、好物や美味しいメニューを楽しんでください。
注意としては、羽目を外す当日、無理に食事を抜いてはダメです。夜の行事であれば朝食、昼食はちゃんと摂ります。
たくさん食べた翌日も、過度に減量しないで、決めたルールで食事をしてください。
繰り返しになりますが、食事制限でストレスを溜めてはいけません。
しかし、大量に食べると血糖値が急上下する「血糖値スパイク」が気になる人は
上昇を抑えるサプリメントを利用するのも一案です。
約1年間「5分×3」食事法を実施した感想をお伝えします。
「5分×3」を始めた頃。最初に食べる野菜は、単調なサラダだけだったので飽きてしまいました。
しかし、継続するための鍵は、野菜の調理方法を工夫することでした。
レシピ本を参考にしながら、越前煮、南蛮漬け、ラタトゥイユ、リボリータなど、
様々な野菜料理に挑戦しました。これによって、食事が楽しみになり、野菜を摂ることが簡単になりました。
また、最初はおかずの量を適切に調整することに戸惑いました。
おかずを少し残してご飯と一緒に食べるのですが、おかずが多く残ったとき、ご飯のお代わりをしてしまいカロリーを余分に摂ることがありました。
おかずの量と、ご飯と一緒に食べるおかずの残し方に注意が必要です。
元々早食いだった私は、この習慣を変えるために、食事の途中で明日の弁当の下ごしらえを行ったり、
食卓から立ち上がって時間を稼いだりしました。
結果として、約1年間で76.0kgから68.7kgへと体重を減少させることができました。
途中で一度リバンドがあったものの、総減量率は約9.6%に達しました。
ゆっくりと食事を楽しむことや、よく噛むことが習慣になったことで、食後の満腹感が向上しています。
野菜ファーストダイエットや「5分×3」食事法を続ける中で、
ダイエットだからといって、長く続かない食事制限や、無理に我慢をするのではなく、
食事のバリエーションを増やし、食事を楽しむことが成功の秘訣であることを実感しています。
健康的な食習慣を続けることで、体重の管理だけでなく、
全体的な健康にもプラスの影響があります。
今後も野菜を中心とした食生活を維持し、健康を大切にしていきます。