名付け親のロゴタイプ

ネーミングを開発する
手順とコツ
1.ネーミング・チャート作成

ネーミング・チャート
作成の準備

ネーミングは商品開発の最後の段階でほとんどの場合、十分な時間がなく時間との戦いだともいえます。 ネーミングが決まらないことにはロゴタイプ、ネームシール、パッケージ、取扱い説明書、カタログ、広告などの制作作業も始められません。ネーミングの遅れが発売時期の遅れにならないように最初にしっかりとした計画を立てシステム的に作業を開始します。

商品の資料や情報の収集

ネーミング案を考えるには、商品の特徴をよく理解することが重要です。 ネーミングの第一歩は、その商品の情報をできるだけ詳しく集めることです。商品の開発関係者、ネーミングの決定権を持つ人から開発の意図やネーミングに対するイメージや与件などを聞き資料とします。

競合商品のネーミング傾向分析

競合品の情報を収集します。 競合品のカタログ、ホームページ、テレビCFなどで特徴やターゲットとしている客層、商品イメージ、市場でのポジションなどを事前にチェックしておきます。 また、特許庁から公開されている商標データベースを利用し競合他社の過去の商標登録などを検索しネーミング傾向も調べておきます。

ネーミン・グチャートの作成

集めた競合品の情報やネーミング商品の特徴・マーケティング情報などをネーミングチャートにまとめます。 これは、ネーミング作業をするスタッフの間で情報を共有し、的外れな思い付きやアイデアで作業が遅れないようにするためです。一人一人がネーミングの考え方を十分理解するための基本的な指標になります。


ネーミング・チャートの例

ネーミング・チャートの例