果物スムージーと糖質

果物スムージーと糖質 色々な果物の写真

果物スムージーはミネラル、ビタミン、食物繊維などが豊富に含まれている健康的な飲み物です。 しかし大量に飲むと血糖値が急激に上昇する可能性があります。 果物スムージーを飲む際には、以下のポイントに注意してください。

果物を丸ごとスムージーにする。

果物の皮にはビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が多く含まれていています。 果物の皮を除いた果汁や果肉を使ったスムージーは糖分の吸収が早くなり注意が必要です。

果物スムージーと糖質 ミキサーの写真

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適量を守る。

一度に大量の果物を摂取すると、血糖値が急上昇する可能性があるため、適量を守りましょう。 厚生労働省・農林水産省が作成した「食事バランスガイド」では、1日に果物を200g摂取することが目標とされています。

●果物200gの目安
 ミカン2個
 リンゴ1個
 洋ナシ1個
 キウイ果物2個
 いちご6~10粒
 メロン1/2個

食物繊維を多く摂取する。

果物に含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。 スムージーには野菜やナッツ、シードなどの食物繊維を加えることで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

タンパク質を摂取する。

タンパク質は、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。 スムージーにはプロテインパウダーや豆腐、ヨーグルト、牛乳などのタンパク質を加えることで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
ヨーグルトとフルーツ

スムージーは朝食か昼食にの飲む。

果物に含まれる糖類は、短時間でエネルギーになるため、夜よりも朝食・昼食時に飲むようにしましょう。

糖尿病の予防に効果的な果物。

果物はスムージーにする前に水洗いします。
できれば国内で栽培された有機農産物を使用します。

グレープフルーツ

グレープフルーツには、血糖値を下げる効果があるとされるナリンギンという成分が含まれています。 また、グレープフルーツは低GI値の果物であり、血糖値の急激な上昇を抑える効果があるため、糖尿病の予防に効果的です。

グレープフルーツ
輸入したグレープフルーツの皮は防カビ剤が使用されていますのでスムージーには使用しない。

キウイフルーツ

キウイフルーツには食物繊維やビタミンCが豊富に含まれており、血糖値の上昇を緩やかにする効果があるため、糖尿病の予防に効果的です。

キウイフルーツ

ブルーベリー

ブルーベリーにはポリフェノールが豊富に含まれており、血糖値を下げる効果があるとされています。 また、ブルーベリーは低GI値の果物であり、血糖値の急激な上昇を抑える効果もあるため、糖尿病の予防に効果的です。

ブルーベリー GI値とは
GI値(Glycemic Index)は、食品が消化されてから血糖値が上昇する速度を示す指標です。
GI値が低い食品は、食後の血糖値の上昇が穏やかになります。

アボカド

アボカドには食物繊維やモノ不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、血糖値の上昇を緩やかにする効果があるため、糖尿病の予防に効果的です。

アボガド

オレンジ

オレンジにはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれており、血糖値の上昇を緩やかにする効果があるため、糖尿病の予防に効果的です。

アボガド

果物に糖分が含まれているため、摂取量には注意が必要です。果物をバランスよく摂取することで、糖尿病の予防に役立てることができます。 また、運動や健康的な食生活を心がけることも糖尿病の予防に効果的です。