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ギリシャ文字からローマ字変換

ギリシャ文字からローマ字変換

ギリシャ語はネーミングによく使用される言語です。
しかし、次の読みと意味が分かるでしょうか?

([答え] のボタンをクリックすれば別ウィンドウに答えが表示されます)
問 1 αξια 問 2 επιον
問 3 問 4 καρδια
問 5 γη 問 6 τεχνη
問 7 νεκταρ
答えのように、ギリシャ語はネーミングの言語としては有力であることを分かっていただけたかと思います。 しかし、私達にとってギリシャ文字は難解で意味がよく分かりません。
そこで、この難解な文字をローマ字に変換できればネーミングとして活用できると考え、変換プログラムを作成しました。
使用方法
[例]
 ρμονια

harmonia
ハルモニア = 「調和」
ha
ρ r
μ m
ο o
ν n
ι i
α a
変換したいギリシャ文字のボタンをクリックすると、対応するローマ字に変換されテキストボックスに追加されます。語頭の母音の上に「'」(有気記号)が付いている文字は、「h」を付けて変換します。
置き換えられたローマ字








※ ボタンはすべて小文字表記です。色のついたボタンは語頭で有気記号が付いた文字です。
ギリシャ語を利用するネーミングの利点
  1. 世界に通用するネーミングが創れる。
    ギリシャ語は英語やフランス語などヨーロッパ言語の共通の語源になっている言葉が多く、私達も知らず知らずのうちに古代ギリシャ語を起源とする言葉を使っています。このため、ギリシャ語を上手に利用したネーミングは世界で通用する国際的なネーミングになる可能性が高い言語だと言えます。

    ○ 古代ギリシャ語が起源の言葉
    オペラ、リズム、テーマ、アジア、エコー、トピック、スコープ、ミュージック、ミュージアム、パニック、コスモス、シンポジウム、オーロラ、メガポリス、シャンゼリゼ通り、イージス艦、アキレス腱 ・・・

  2. 語源や単語を組み合わせる造語法に適している。
    コンセプトを表現する言葉を組み合わせ説得力のある新しい言葉を生み出すことができます。

    ○ 造語でできた言葉の例
    「a 否定の接頭語」 + 「ergon 仕事、働き」 = argon アルゴン (不活性な気体)
    「acro 高所」 + 「polis 都市」 = acropolis アクロポリス
    「philos 愛する」 + 「harmonia 調和」 = Philharmonie フィルハーモニー
    「sym 共に」 + 「posium 酒を飲む」 = symposium シンポジウム、討論会

  3. 他言語にはない語感があり商標登録の可能性が広がる。
    商標登録の審査基準では意味(観念)が同じ場合は登録が認められません。しかし、意味が同じでも読みが大きく異なる場合は非類似として商標登録できる可能性があります。古代ギリシャ語は他の言語にはない独特の語感があり商標登録の可能性が広がります。
参考 - ギリシャ文字一覧 (現代ギリシャ語)
大文字 小文字 名前
Α α alpha アルファ
Β β beta ベータ
Γ γ gamma ガンマ
Δ δ delta デルタ
Ε ε epsilon イプシロン
Ζ ζ zeta ゼータ
Η η eta イータ
Θ θ theta シータ
Ι ι iota イオタ
Κ κ kappa カッパ
Λ λ lambda ラムダ
Μ μ mu ミュー
大文字 小文字 名前
Ν ν nu ニュー
Ξ ξ xi クサイ
Ο ο omicron オミクロン
Π π pi パイ
Ρ ρ rho ロー
Σ σ sigma シグマ
Τ τ tau タウ
Υ υ upsilon ユプシロン
Φ φ phi ファイ
Χ χ chi カイ
Ψ ψ psi プサイ
Ω ω omega オメガ