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  2. ネーミング効果
ネーミング効果は?

ネーミングが適切であれば、次のネーミング効果が考えられます。
・商品名が見やすく、見つけやすい。
・商品名が読みやすい。
・商品名から特長がわかる。
 使い方や使うシーンがイメージできる。
・語感が商品のイメージに合っている。
・印象が強く、記憶に残りやすい。

同じような商品が売り場に並んでいてもネーミングやデザインの良いものを購入する。
そのような経験は誰にでもあるかと思います。


ネーミングの売上効果

実はネーミングの売上効果を測定したデータはほとんどありません。なぜなら、効果
を測るには、すでに販売している商品のネーミングを変更して、売上の変化を調べるこ
とが必要です。
しかし、ネーミングを変えると同時に本体も新しいコンセプトや機能が加えられ新商品
として販売されるためネーミング単独の効果を測定できないのです。さらに、ネーミン
グで売上が伸びたという情報は競合他社に塩を送ることにもなり公開されることはあり
ません。
古いデータですがネーミングの売上効果が定量的にわか
るデータが雑誌に掲載されていましたで紹介します。
   

●「おはようポテト」

ハインツ日本から発売された冷凍フライドポテト。
元の名前は「オレアイダ ゴールデンパティ」
ネーミングの売上効果がわかる棒グラフ
     (出典:日経トレンディ1992.12より グラフを再編集)

4枚入りを6枚入りに、価格も230円から330円に
値上げしてパッケージをリニューアルしました。ネーミ
ングを「オレアイダ ゴールデンパティ」から「おはよ
うポテト」に変更。値上げしたにもかかわらずシェアが
3~4%から一挙に14%に増えた。 新商品と旧商品を
同時に発売していたためネーミングによる効果がよくわ
かる事例です。

●ネーミングのポイント
最初のネーミング「ゴールデンパティ」は商品のイメー
ジが伝わらない。それに較べ「おはようポテト」は、
「朝食用」であること、ポテトの加工食品であることなど
「商品名から特長がわかる。使うシーンがイメージできる。」などの点が売上増につながったといえます。



●ネーミングが決まったらカッコいいロゴをプロデザイナーに依頼!



●「通勤快足」

レナウンから発売された紳士用の抗菌防臭靴下です。
最初の名前は「フレッシュライフ」。発売から6年後に
社内募集で「通勤快足」に名前を変えた。
「通勤快速列車」の漢字を「快足」に変えた面白漢字ネ
ーミングです。 売り上げは1億円強から一気に13倍へ
2年後には45倍まで急増した。


●ネーミングのポイント
最初のネーミング「フレッシュライフ」は商品の特長は伝わ
らない。それに較べ「通勤快足」は、サラリーマン用の靴下
であること。ビジネスマンが人と接するとき自分の足元のニ
オイが気にならない消臭・防臭効果のある特長がネーミング
から伝わってきます。ロゴタイプのデザインも面白くターゲ
ットに上手に訴求できています。

話は変わりますが、特許庁の商標登録情報を調べてみると、
レナウンの「通勤快足」は1988年11月に商標登録されています。 その約1年前の1987年5月にアサヒシューズ株式会社が同じ名前の「通勤快足」を商標登録しています。指定商品は被服と履物と異なるため商標登録が認められたのでしょう。商標区分が異なれば同じネーミングでも認められる事例です。

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